Four seasons of HARIMAEN
4月 新茶準備(製茶機械点検、被覆作業等)
5月 新茶(一番茶)製造
6月 刈り直し(番茶)製造
Spring
7月 二番茶製造
8・9月 除草作業
Summer
10月 施肥作業
11月 秋番茶製造
12月 出荷繁忙期
Autumn
1月 圃場管理(有機JAS立入り検査)
2月 施肥作業
3月 春番茶製造
Winter
1年に春と秋の2回、菜種油粕やごまの油粕などを約7haの圃場全てに施肥します。
山間部の急勾配の茶畑が多く、運搬車の入れない場所もある為、大変な作業ですが土壌作りには欠かせません。
有機質土壌ならではのミミズや益虫のカマキリやてんとう虫、クモなどが多く生息しており、害虫駆除をしてくれます。
生物の生息には最適な分、鹿や猪などが茶畑を荒す生物も入って来るのが悩みの種です。
私共の宇治田原町は府内でも若干気温が低い為、5月中旬頃より本格的に新茶の摘み取りに入ります。
新茶シーズンの5月~7月の二番茶が終わるまで荒茶工場はフル稼働で製茶を行います。
お茶はその年々の気象条件で品質が変わる為、毎年が1年生のつもりで励みます。
平成11年5月「しまなみ海道」開通式へ皇太子ご夫婦がご出席される際、ご宿泊先のお料理として、
弊社の無農薬有機茶葉を使用したいとのご要望を受け、新芽を手摘みいたしました。
新芽をかき揚天ぷらでお召し上がりになられ、ご好評いただいたことは、大変光栄でありました。
春から暖かくなるにつれ、土壌の動きも活発になり新芽の萌芽が始まりますが、同時に雑草も一緒に生長します。
特に二番茶が終わってからは除草作業の毎日です。地元シルバー人材のおば様方と共に暑い日中に雑草と闘っております。
慣行栽培に比べ、ほとんど手作業で行う為かなりの労力がかかります。
三年番茶の原料は主に春・秋に摘み取った茶葉を原料にしております。
三年以上生育した茶葉で、ひと夏越して硬化し始めた古葉を蒸して乾燥(天日・機械)させ、蔵で熟成させます。
古葉はカフェインが少なく熟成させることで、飲みやすいまろやかなお茶になります。
焙煎して製造された三年番茶は、オーダーに応じてすぐさまパッケージしていきます。
弊社で自信をもって作ったお茶を各方面にアピールすべく、色々な展示会に出展しております。
このような広報活動はお客様の反応を直接に感じとれ、商品つくりに繋がる大切な活動になります。